水戸ホーリーホックは20日、明治安田生命J2リーグ第32節・レノファ山口戦で敗北。試合後インタビューで秋葉忠宏監督(46)の激怒する様子が話題を呼ぶ中、元浦和レッズのDF宇賀神友弥(34)や元日本代表の播戸竜二氏(43)が、同監督の姿勢を称えた。
水戸ホーリーホックはレノファ山口戦で前半6分に先制ゴールを許すと、その後はポゼッションを高めながらも攻めあぐねる展開に。前半44分にはDF前貴之(28)の退場により数的優位に立ったが、チャンスをものにできず0-1で敗れた。
試合後、秋葉忠宏監督はDAZN中継のインタビューに対応。90分の振り返りを求められると「何もない。今季最低のゲームです!」と語気を荒げる。
つづけて「技術どうこうじゃない。戦う気持ち、勝つ執念、相手ねじ伏せようとする(気持ちが)まったく見れない。いや、いいですよ。技術的なのどうでもいいよ。相手に勝つんだとか、ゴール奪うんだとか、そういう気持ちがまったく見れない」とコメント。選手たちのメンタリティに敗因を求めている。
この指揮官のインタビュー動画はツイッターで瞬く間に拡散。Jリーグファンから「熱くていい監督だ」、「人間味が溢れている」、「ウチにも喝を入れてほしい」、「この人はプロレスラー?」という声が上がるなど反響を呼んでいる。
すると元日本代表選手で現在サッカー解説者の播戸竜二氏は、秋葉忠宏監督のインタビュー動画を引用リツイートし、「秋葉語録! サッカーの根本!」と投稿。
さらに元浦和レッズ選手で現在FC岐阜に所属する宇賀神友弥は、播戸竜二氏の投稿に反応する形で「これがサッカーの根源。それを全面に押し出して表現できる秋葉さん最高だと思う。次の水戸の試合が気になって仕方ないね」とコメントを残している。
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