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岡崎慎司らとの日本人対決持ち越し…元C大阪・坂元達裕がSTVV戦欠場へ

坂元達裕 写真:Getty Images

 KVオーステンデ所属の日本代表MF坂元達裕(25)は、元日本代表MF香川真司(33)やFW岡崎慎司(36)ら擁するシント=トロイデンVV(STVV)との一戦を欠場するようだ。19日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

 坂元達裕は今年1月、セレッソ大阪からKVオーステンデへレンタル移籍。デビュー戦でいきなりアシストをマークすると、すぐさまレギュラーに定着。左サイドやトップ下の前線の複数ポジションで起用される中、リーグ戦ほぼ全試合で先発出場すると、シーズン終了後に買い取りオプション行使による完全移籍が決まっていた。

 そして今季もジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)開幕戦でフル出場すると、今月6日の第3節・シャルルロワSC戦ではダメ押し弾をアシスト。プレシーズンでの勢いそのままに結果を残していたが、鼠径部を痛めたことにより12日の第4節・KAAヘント戦を欠場していた。

 『VOETBAL』は同選手のコンディションについて「彼はSTVV戦でプレーする準備ができていない。鼠径部に多くの問題を抱えている」とリポート。19日時点で復帰の見通しが立っていないことを伝えている。

 なおSTVVは前節のアンデルレヒト戦で日本代表FW林大地(25)が負傷。前線で得点力不足に陥る中、19日になって岡崎慎司の獲得を発表している。坂元達裕とSTVV所属選手による日本人対決は、次回以降に持ち越しとなった。