ポルトが保有権をもつ元日本代表MF中島翔哉(27)は、今季もポルティモネンセでプレーする可能性があるようだ。18日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
中島翔哉は2019年7月、カタール1部アル・ドゥハイルからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトへ完全移籍。しかしポルトで構想外となると、昨年1月にUAE1部のアル・アインへレンタル移籍。昨年8月にはポルティモネンセへ加入すると、リーグ戦22試合の出場で1ゴール3アシストをあげて、2021/22シーズンを終了。ポルティモネンセへのレンタル期間は6月30日に満了となっている。
そんな中島翔哉の動向についてポルトガル紙『ア・ボーラ』は先月末、「中島翔哉は膝の手術により、母国での長期滞在が許可されていた。膝に埋め込まれたプレートの除去手術を終え、今月2日に自分の将来を決めるためにポルトガルにやって来る」
「彼はポルトにおいて贅沢な余剰戦力である。セルジオ・コンセイソンのプランに含まれないことは確実である」と報じていた。
またポルトガル紙『レコルド』は、ポルトがポルティモネンセ正守護神のブラジル人GKサムエル(28)に関心を寄せていると報道。中島翔哉を交換要員に含めて、移籍金引き下げを狙う可能性を伝えていた。
その中『O JOGO』は「移籍市場の終了を2週間後に控える中、ポルトは中島翔哉に関する問題を解決しなければならない。彼を獲得するのに高額投資を行ったこと、それにアル・ドゥハイルが彼の保有権の50%を保持していることが、最大の問題だ」と、アル・ドゥハイルも同選手の去就決定に関与することに言及。
その上で「中島翔哉は先月、膝に埋め込んでいたプレートの除去手術を受けた。ポルティモネンセは、その解決策になるかもしれない」とし、ポルティモネンセへの再加入が選択肢にあるとの見方を示した。
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