横浜F・マリノス所属のブラジル人FWアンデルソン・ロペス(28)が、明治安田生命J1リーグ優勝にむけての意気込みや、日本でのフットボールキャリアに対する特別な思いを明かした。17日、ブラジルメディア『Futebol Na Veia』が同選手のコメントを伝えている。
アンデルソン・ロペスはこれまでサンフレッチェ広島や北海道コンサドーレ札幌でプレー。今年2月に中国スーパーリーグの武漢足球倶楽部から横浜F・マリノスへ完全移籍により加入すると、今季はここまでJ1リーグで24試合中12試合に先発出場して7ゴールをあげている。
ただ一方で5月21日の明治安田生命J1リーグ第14節・アビスパ福岡戦では、DF宮大樹(26)に対して唾を吐きかけたことにより一発退場。Jリーグからリーグ戦6試合の出場停止処分を科されていた。
そんなアンデルソン・ロペスは母国メディアのインタビューに対応。横浜F・マリノスの現状を聞かれると「(J1優勝にむけて)確かにアドバンテージはあるけど、この先には多くの競争が待っているんだ」
「リーグ戦はまだ10試合も残っている。次の試合にむけて集中する姿勢を維持して、一戦一戦を大切にしなければならないね」と語るなど、今後の戦いにむけて気を引き締めている。
同選手はサンフレッチェ広島在籍時の2017年にトヨタプレミアカップ、北海道コンサドーレ札幌在籍時の2019年にJリーグアジアチャレンジ優勝を成し遂げている。
日本で3つ目のタイトル獲得に近づく中、本人は「2017年に初めて日本にやってきてから、日本で美しい歴史を刻むことをいつも夢見ていたんだ。日本では温かく迎え入れられたからね」
「(日本では)これまで2つのタイトルを獲得したけど、Jリーグのトロフィーを掲げることは壮大だろうね。この調子を維持して、その結果、僕たちにとって重要なJ1リーグのタイトルを獲得できればと思っているよ」と語った。
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