明治安田生命J1リーグ・サガン鳥栖所属のU19日本代表MF福井太智(18)が、バイエルン・ミュンヘンへ移籍するようだ。17日、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版が伝えている。
福井太智はサガン鳥栖U12在籍時から頭角を現すと、昨年3月に16歳7か月という若さでYBCルヴァンカップ・グループステージの鹿島アントラーズ戦でトップチームデビュー。昨季はJ1リーグ4試合のほか、ルヴァンカップでも4試合でピッチに立っていた。
そして今年3月にはプロ契約を締結。今季はここまでルヴァンカップ・グループステージ3試合に出場していたが、J1リーグでは出番がない。
また今年5月から6月にかけて、U19日本代表の一員として第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参戦。グループステージ第1節のアルジェリア戦では出番がなかったものの、第2節・コモロ戦で先発出場。最終節・コロンビア戦でもおよそ20分間プレーしていた。
『スカイスポーツ』の報道によると、福井太智は今月からバイエルンのトライアルトレーニングに参加。好パフォーマンスを発揮すると、バイエルン幹部は同選手の獲得にむけてサガン鳥栖との交渉を開始したという。
また英メディア『90min』ドイツ版も、福井太智がバイエルン移籍に近いと報じた上で「香川真司と比較される存在」と主張。記事内では「福井太智はすでに、ドルトムントに無名選手として移籍し、すぐにブンデスリーガを沸かせた香川真司と比較されている」
「しかしバイエルンの中盤は人員が多すぎるため、福井太智がそのような急成長を遂げる可能性は低いと思われる。もし契約に至ったら、バイエルンは非常にエキサイティングなタレントに満足するはずだ」と綴られている。
なお福井太智はバイエルン移籍決定の場合、ドイツ4部所属のバイエルンⅡ(バイエルンのセカンドチーム)に帯同するという。
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