明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉に所属するブラジル人FWマテウス・サウダーニャ(22)は、中国移籍に迫っている可能性があるようだ。
サウダーニャは昨年1月に当時ブラジル1部のECバイーアからジェフユナイテッド市原・千葉へレンタル移籍。来日1年目の昨季はリーグ戦31試合に出場していた。ただ今季は負傷離脱もあり、ここまでリーグ戦わずか4試合の先発出場で1ゴールと結果を残せていない。
中国メディア『新浪体育』は先月末、中国スーパーリーグ(中国1部)昇格組の成都銭宝足球倶楽部がサウダーニャの獲得にむけてジェフユナイテッド市原・千葉と交渉していると報道。成都銭宝が今季ここまでリーグ戦10試合で10ゴールと得点力不足に悩まされていることから、ブラジル人FWジョナサン(32)を放出すると伝えていた。
すると今月2日になって、ジョナサンの退団が正式決定。同選手は水原三星在籍時の2017シーズンにKリーグ1(韓国1部)で22ゴールをマークしていたが、今季はここまでわずか2試合の出場にとどまったほか、10試合7試合でベンチ外となっていた。
またジョナサンを放出したことにより、成都銭宝所属の外国籍選手は元サガン鳥栖の韓国代表MFキム・ミヌ(31)ら3名に。1試合で起用可能な外国人が最大4名ということもあり、サウダーニャ獲得に近づいているとみられる。
なおサウダーニャとジェフユナイテッド市原・千葉の契約期間については、「2024シーズン終了後までの3年契約、1年間の契約期間延長オプション付き」とブラジル紙『O DIA』が昨季終了後に報道。ジェフユナイテッド市原・千葉がECバイーアに50万ドル(約5700万円)を支払い、サウダーニャを完全獲得したと伝えられていた。
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