
明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸を退団した日本代表MF橋本拳人(28)が1日、新天地SDウエスカでの第一歩を踏み出した。スペイン紙『エラルド・デ・アラゴン』が伝えている。
橋本拳人はロシアのウクライナ侵攻によるFIFA(国際サッカー連盟)の特例措置により、ロストフとの契約を一時停止。今年3月末からヴィッセル神戸に在籍すると、今月1日にはヴィッセル神戸との契約延長が正式決定していた。
しかし今月18日になって状況が一変。ヴィッセル神戸を退団し、FIFAによる特例措置のもとスペイン2部SDウエスカへの移籍が決まっている。
そんな橋本拳人は日本代表の一員として、EAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会に参加。SDウエスカ移籍決定後も日本代表から途中離脱することなく、27日の韓国戦でも後半途中からピッチに立っていた。
『エラルド・デ・アラゴン』は「橋本拳人は当初、月曜日(8月1日)の午後に到着する予定だったが、フライトに遅れが生じたため月曜日の夜に到着することになった。火曜日にメディカルテストとストレステストを受ける。水曜日にはメディアに紹介され、新しいチームメイトとの活動を開始する予定だ」と報道。これにくわえて、同選手が5日のFCアンドラ戦でデビューすると予想している。
SDウエスカは今月12日、スペイン2部開幕戦でレバンテと対戦する。MFエンゾ・ロンバルド(25)やMFクリスティアン・サルバドール(27)がコンディション不良である中、橋本拳人には今季開幕前最後の練習試合でのアピールが求められる。
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