明治安田生命J1リーグの京都サンガは、ウクライナ1部メタリストからブラジル人FWパウリーニョ・ボイア(24)を獲得した可能性があるようだ。
身長170cmで右利きのパウリーニョは、ポルトガル1部ポルティモネンセやブラジル1部のサンパウロ。ジュベントゥージなどに在籍。今年1月にサンパウロからメタリストへ完全移籍していた。しかしロシア軍のウクライナ侵攻によりリーグ戦中断に追い込まれると、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置によりブラジル1部アメリカ・ミネイロへレンタル移籍していた。
そのアメリカ・ミネイロでは、主に前線1トップのポジションで公式戦9試合に先発出場。3月下旬の加入から1カ月間はほぼ全試合でプレーしていたが、5月以降は全試合でメンバー外となり、先月末にレンタル移籍期間満了により退団している。
そんなパウリーニョや同選手の妻は、今月30日時点で京都サンガのクラブ公式インスタグラムアカウントをフォローしている。
さらに同選手のエージェント業務を手掛ける『BLB SPORTS』のスタッフが、30日午前にインスタグラムを更新。京都サンガのクラブ施設「サンガタウン城陽」訪問したことを報告すると、京都サンガのサポーターやJリーグファンの間では、パウリーニョの京都サンガ加入がほぼ確実との見方が広まっている。
なおFIFAはウクライナ国内クラブ所属選手を対象に、契約停止の特例措置の期限を来年6月まで延長している。そのため、パウリーニョが京都サンガへ加入するとなれば、特例措置適用の可能性が考えられる。
コメントランキング