PECズヴォレはすでに日本代表DF中山雄太(25)の退団を公式発表しているが、DFファン・ウェルメスケルケン・際(27)も放出する可能性があるようだ。24日、オランダメディア『De Stentor』が伝えている。
ファン・ウェルメスケルケン・際は2019年7月にPECズヴォレへ完全移籍。加入1年目から右サイドバックのレギュラーに定着すると、2020/21シーズンには開幕からリーグ戦22試合連続で先発出場。しかし昨年2月にひざを負傷すると、およそ1年間にわたり戦線離脱。今年1月に復帰したものの、昨季はわずか2試合の先発出場に終わっていた。
またPECズヴォレは昨季のエールディビジ(オランダ1部)を最下位で終えて、2部に降格。すでに中山雄太をはじめ複数選手の退団を公式発表している。
その中『De Stentor』は「ファン・ウェルメスケルケン・際がPECズヴォレ退団を望んでいる。クラブによると、彼はPECズヴォレで3年間過ごした後、何か違うことをする準備ができていることを示唆しているという」と報道。PECズヴォレも同選手との契約が来年6月までであることから今夏放出に前向きであるようだ。
ファン・ウェルメスケルケン・際は昨年、日本人投資家とともにオランダのレークに寿司店『Sushi Roku』をオープンするなど、日本食ビジネスを手掛けていた。しかし社員に対する給料未払い問題が発覚すると、昨年12月に事業から撤退。今年5月に裁判所から破産宣告を受けたとオランダ国内メディアが報じている。
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