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浅野拓磨への“檄”効果てきめん!ゴールラッシュにボーフム監督言及

浅野拓磨 写真:Getty Images

 VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨(27)は23日、練習試合・アンタルヤスポル戦で2ゴールをマーク。VfLボーフムのトーマス・レイス監督の助言が同選手に好影響をもたらしたようだ。24日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。

 浅野拓磨は先月、日本代表の一員としてキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022に臨むと、今月にVfLボーフムのプレシーズントレーニングに合流。今月16日の練習試合・スペツィア戦で自らのドリブル突破からゴールを決めていた。

 その中で迎えたアンタルヤスポル(トルコ1部)との練習試合では、2-1で迎えた56分にヘディングシュートでゴールネットを揺らすと、58分にもゴールを決めるなどアピールに成功している。

 レイス監督は試合後、浅野拓磨が立て続けにゴールを決めた要因を聞かれると「彼はあまりにも頻繁にボールに向かってくるので、もっと前を向くようにアドバイスした。ずっと彼に指示を出していたから、今ちょっと声がかすれているんだ」と語っている。

 また『キッカー』は同選手のパフォーマンスについて「努力の甲斐あって、アサノはゴール前で冷静さを取り戻した。彼がその高いスピードで多くの相手を出し抜くことは、よく知られていることだ」と高く評価している。

 VfLボーフムは今月30日にDFBポカール1回戦でビクトリア1889ベルリン(ドイツ3部)と対戦するほか、来月6日には2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節でマインツと激突。浅野拓磨がいずれの試合でもスタメン出場すると、『キッカー』は予想している。