U21日本代表は先月、清水エスパルス所属FW鈴木唯人(20)やFC東京所属MF松木玖生(19)らを擁し、AFC U23アジアカップで3位入賞。そのU21日本代表が今年9月、U21イタリア代表と対戦することになった。20日、イタリアサッカー連盟(FIGC)が公式発表している。
大岩剛監督率いるU21日本代表は先月、ウズベキスタン開催のAFC U23アジアカップに参戦。UAE、サウジアラビア、タジキスタンと同居したグループステージを2勝1分で終えて決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメント1回戦(準々決勝)のU23韓国代表戦では、鈴木唯人や柏レイソル所属FW細谷真大(20)のゴールにより3-0で勝利していた。
その後、準決勝でウズベキスタン相手に0-2で敗れたものの、3位決定戦ではオーストラリア相手に3-0と勝利。21歳以下のメンバー構成ながらも3位で大会を終え、周囲からの評価を高めていた。
FIGCの発表によると、U21イタリア代表は9月22日にU21イングランド代表と顔を合わせるほか、26日にU21日本代表と対戦。2試合ともにイタリア国内で開催することが決まっている。
U21イタリア代表は、ユベントス所属MFファビオ・ミレッティ(18)やMFニコロ・ロヴェッラ(20)など多くの逸材を抱える中、来年開催のUEFA U-21欧州選手権の本大会出場を先月に決めている。
なお日本とイタリアによる年代別代表同士の対戦は過去に1度しかないとのこと。2004年のアテネ五輪・グループステージで激突しており、ダニエレ・デ・ロッシやアルベルト・ジラルディーノのゴールでイタリア代表が3-2と勝利。日本代表では、元浦和レッズの阿部勇樹と元大分トリニータの高松大樹がゴールを決めていた。
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