Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸イニエスタ、安倍元首相の急逝に哀悼の意。面会時に感謝の思いも

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)が14日、自身のインスタグラムアカウントを更新。8日の襲撃事件で死亡した安倍晋三元内閣総理大臣・元自由民主党総裁(67)に哀悼の意を表した。

 安倍晋三元首相は8日午前11時10分から、奈良県奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参議院選挙立候補者の街頭演説会に参加。演説を行っていたところ、午前11時30分ごろに背後から銃で2発撃たれた。その後、奈良県橿原市内の奈良県立医科大学病院で集中治療を受けていたものの、午後5時3分に死亡。12日に葬儀が執り行われたほか、岸田文雄内閣総理大臣は今年9月に国葬を行う方針を明らかにしている。

 そんな安倍晋三元首相の急逝には、元日本代表のMF本田圭佑(35)やヴィッセル神戸の三木谷浩史代表取締役会長(57)、元横浜F・マリノスのブラジル人FWエリキ(27)など多くのサッカー関係者がすでにメッセージを寄せている。

 その中イニエスタは14日、2019年1月に首相官邸で安倍晋三氏と面会した時の写真をアップ。お祈りを捧げる絵文字やハートマーク、それに日本国旗を交えながら哀悼の意を表した。

 当時内閣総理大臣を務めていた安倍晋三氏はイニエスタと面会した際、日本の良さをSNSで積極的に発信していることがスペインからの外国人観光客増加につながっていると感謝の気持ちを伝えていた。またイニエスタも同氏との面会を「特別な時間」と振り返っていた。