ブラジル2部スポルチ・レシフェに所属する元U23ブラジル代表DFアドリエウソン(24)は、Jリーグクラブから関心を寄せられているようだ。11日、ブラジルメディア『Jovem Pan Esportes』の記者が伝えている。
身長185cmでセンターバックを本職とするアドリエウソンは2018年、スポルチ・レシフェのトップチームに昇格。2019シーズンからレギュラーに定着していたものの、2021シーズン序盤に構想外に。昨年7月にUAE1部のアル・ワスルに1年レンタルにより加入すると、2021/22シーズンはUAE1部リーグ戦で26試合中20試合に先発出場していた。
そんなアドリエウソンは、アル・ワスルでのレンタル期間を終えてスポルチ・レシフェに復帰。ただブラジル紙『O POVO』が今月11日に伝えたところによると、選手サイドはクラブ幹部に対して今夏退団の意向を伝えており、クラブ側も容認したという。
また先週にブラジル1部のフォルタレーザECが獲得オファーを提示しているほか、今週はじめにはSCインテルナシオナルが交渉を開始したとのこと。サントスやアトレチコ・パラナエンセも同選手の獲得に興味を示しており、早くも争奪戦の様相を呈している。
その中、『Jovem Pan Esportes』の記者であるガブリエル氏が11日、自身のツイッターアカウントを更新。「アドリエウソンには、ブラジル、米国、日本、ポルトガルのクラブからオファーが届いている。彼は(スポルチ・レシフェを退団して)フリーとなっており、今後数時間以内に自身の去就について決断を下すことになる」と、同選手に海外移籍の可能性があることを明らかにしている。
なおアドリエウソンはスポルチ・レシフェでの活躍が評価され、2019年6月にU23ブラジル代表の一員として第47回トゥーロン国際大会1試合に出場。決勝・U23日本代表戦では出番がなかったものの、タイトル獲得を果たしていた。
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