日本代表MF堂安律(23)は今月はじめ、PSVアイントホーフェンからSCフライブルクへ完全移籍。練習試合でゴールを決めると、早速クリスティアン・シュトライヒ監督との好相性を実感しているようだ。10日、ドイツメディア『ZEIT』が伝えている。
堂安律は昨年6月、アルミニア・ビーレフェルトでのレンタル期間を終えてPSVアイントホーフェンに復帰。2021/22シーズンのエールディビジ(オランダ1部)で全34試合中17試合に先発出場して8ゴール1アシストと結果を残すと、今月5日にフライブルクへの完全移籍が正式決定していた。
そして先週なかばにフライブルクのプレシーズントレーニングに合流すると、9日の練習試合・ザンクト・ガレン(スイス1部)戦では途中出場から25分後、右サイドでパスを受けて中央に向かってドリブル。ペナルティエリア手前で左足からシュートを放ち、ゴールネットを揺らしている。
そんな堂安律は地元メディアの取材に対して、フライブルクの印象を聞かれると「フライブルクは毎シーズン良くなっていますし、今シーズンもそうなれると思いますよ」とコメント。そしてシュトライヒ監督については「監督はどの選手もより良い方向に導いてくれますね。みんなそう言っていましたよ」と語るなど、指揮官との関係構築に自信をのぞかせている。
さらに同選手は「日本代表でもそうですけど、ポジション争いは慣れていますし好きですよ。僕にはこうした挑戦が必要なんです」と、新天地でのポジション争いを歓迎している。
フライブルクは今月16日から2日間の日程でラージョ・バジェカーノやスタッド・レンヌとの練習試合を行う。移籍初戦でアピールに成功した堂安律は、早くも好感覚をつかんでいるようだ。
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