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伊東純也退団の予兆?ヘンク後釜確保報道で現地見解「3選手のうち…」

伊東純也 写真:Getty Images

 KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)やナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ(28)、コンゴ民主共和国代表FWテオ・ボンゴンダ(26)は、以前から今夏移籍が噂されている。その中、KRCヘンクが新戦力獲得をほぼ確実にしたようだ。3日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。

 KRCヘンクはリーグ優勝を目標に掲げてシーズンに臨んだものの、8位で終了。シーズン終了後にベルント・シュトルク監督を解任しており、ベルギー国内では大幅なメンバーの入れ替えが予想されている。

 またベルギーメディア『VOETBAL』は5月末、オヌアチュら複数選手の退団がほぼ確実と報道。伊東純也については「イトウは29歳という年齢でさらなるステップアップの最後のチャンスが到来している。ヘンクが高額な移籍金を手にすることができるのも、これが最後となる。彼は良いオファーが届いた場合、残留するかどうかは未知数である」と見解を示していた。

 そんな伊東純也は、2021/22シーズンも攻撃陣の主力選手として活躍。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)で8ゴール15アシストをマークしており、4月にはブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンやボルシア・メンヒェングラートバッハからの関心が伝えられていた。

 その中KRCヘンクは、コモロ代表FWファイズ・セレマニ(28)を獲得することでKVコルトレイクと合意に至った模様。『Het Belang van Limburg』は「セレマニの獲得合意により、まもなくオヌアチュ、ボンゴンダ、イトウがクラブを去ることになるかもしれない。この3人のうち少なくとも1人は、今夏の移籍期間で退団することは間違いないが、2人、3人になる可能性もある」と主張している。

 またボンゴンダに関しては、UAE1部クラブから関心を寄せているとのこと。オヌアチュにはウルバーハンプトン・ワンダラーズ、ラツィオ、フィオレンティーナ、アトレティコ・マドリード、ベシクタシュが関心を示しているという。

 なお伊東純也は昨年10月、KRCヘンクと2024年6月までの契約延長で合意に達している。現時点で他クラブからのオファーは報じられていないだけに、今後の動向に注目が集まる。