
かつて明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしていたブラジル人DFダンクレー(30)が、所属クラブが2部降格した後のSNS投稿内容で批判を浴びている。
ダンクレーは昨年6月、セレッソ大阪からサウジアラビア1部の名門アル・アハリへ完全移籍。移籍1年目の2020/21シーズンはセンターバックの主力選手として、リーグ戦ほぼ全試合にフル出場していた。しかし、今年3月に負傷離脱すると、母国ブラジルで治療やリハビリに専念。今月13日にチームへ再合流したものの、シーズン最終戦まで全試合でメンバー外だった。
また、アル・アハリはシーズン開幕から5試合つづけて引き分けるなど、序盤から苦戦。残留争いに巻き込まれる中、ダンクレーが離脱してから最終戦までの5試合を4分1敗で終了。1部残留圏内の13位アル・バーティンからわずか1ポイント差の15位に終わり、来季2部降格が決まった。
アル・アハリはサウジアラビア国内屈指のビッグクラブであり、2015/16シーズンには国内3冠を達成している。それだけに今回のクラブ史上初となる2部降格には、国内外から驚きの声が数多く上がっているほか、シーズン終盤戦を欠場したダンクレーに対する批判も噴出している。
これを受けて、ダンクレーは2部降格決定後に自身のインスタグラムアカウントを更新。「僕がチームを助ける準備ができていなかったことに関するニュースについて触れたい」と切り出すと「100%の状態でプレーするための準備ができていない場合、僕の医師の評判や僕の人生を危険にさらすから、(サウジアラビアに)戻らない」
「僕が(サウジアラビアに)戻る時、妻は出産を控えていた。妻の出産は、父親として最も大切な出来事のひとつだった。その出産にさえ立ち会わず、ここにいたんだ」
「ジェッダに到着したとき、僕のコンディションをクラブドクターが確認し、トレーニングへの準備が整っていると判断された。フィジカルコーチも確認してくれたし、全体トレーニングに参加した。いつも通りプレーすることができるようになっていたんだ」
「僕自身の準備不足という批判は、すべて間違っている。(6月23日の)アル・ラーイド戦ではチームを助けることができたが、監督は僕を起用しないと決断した。最終戦でも準備はできていたけど、監督は同じ決断を下した。もし今後の試合でメンバーから外れたとしても、それは僕の判断ではなく、監督の決定だ。その監督の決定を尊重しなければならないのさ」と理由を説明。しかしコメント欄が炎上したことをうけて、投稿内容を一部削除している。
なお、ダンクレーはアル・アハリとの契約を来年6月まで残している。今回の2部降格により、クラブ側が同選手の去就についてどのような判断を下すのか注目が集まる。
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