Jリーグ 横浜F・マリノス

元横浜FMエリキ「中国での時間は…」節目の記録到達に満足感も

エリキ 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでプレーしていたブラジル人FWエリキ(27)は、現在中国スーパーリーグ(中国1部)の長春亜泰でプレー。キャリア通算100ゴールを達成したことに対する喜びのコメントを、ブラジルメディア『グローボ』が今月24日に伝えている。

 エリキは昨年1月に横浜F・マリノスを期限付き移籍期間満了により退団。ブラジル1部のパルメイラスから長春亜泰へ完全移籍すると、中国挑戦1年目の2021シーズンにリーグ戦全22試合スタメン出場で7ゴールと結果を残していた。

 また、今年3月にはブラジル1部ボタフォゴFRが同選手の獲得に乗り出していたものの、長春亜泰が300万ドル(約3億5000万円)の移籍金を要求したこともあり残留。今月はじめにリーグ戦が開幕すると、ここまで全6試合フル出場。12日の第3節・大連一方戦でプロキャリア通算100得点目をあげると、24日の第6節・広州シティ戦では1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導いていた。

 そんなエリキはブラジルメディアのインタビューで「とても幸せだよ。この前はプロサッカー選手として100ゴールを達成することができたし、今日もゴールとアシストでチームを助けることができた。とても重要な結果だし、素晴らしい仕事ができたよ」と節目の記録到達に言及。

 また、中国でのプレーについては「中国での時間は充実しているよ。最高のパフォーマンスを発揮して、つねにチームメイトの助けを借りながら日々を過ごしているのは、特別なことなんだよ」と充実感をあらわにしている。

 なお、エリキは2019年8月にパルメイラスから横浜F・マリノスへレンタル移籍。加入1年目からJ1リーグ12試合で先発出場し8ゴール4アシストと本来のパフォーマンスを発揮。クラブのJ1優勝に大きく貢献すると、2020シーズンも25試合の先発出場で15得点をあげるなど主力選手として結果を残していた。