明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は、Kリーグ1(韓国1部)仁川ユナイテッドからモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ(30)を獲得することがほぼ確実となったようだ。24日、韓国紙『京畿日報』や『朝鮮日報』が伝えている。
身長188cmで右利きのムゴシャは、FCカイザースラウテルン、1860ミュンヘン、カールスルーエSCなどドイツ国内の複数クラブやモルドバ1部のFCシェリフ・ティラスポリなどでプレー。2018年2月から仁川ユナイテッドに在籍している。
その仁川ユナイテッドでは加入1年目からリーグ戦で2桁ゴールをあげると、絶対的ストライカーとして君臨。今季はここまでリーグ戦17試合中15試合の先発出場で14ゴールをマーク。韓国移籍後初の20ゴール超えも期待されていた。
また、同選手は2015年6月にモンテネグロ代表デビューを飾ると、FIFAワールドカップ・カタール大会欧州予選など40試合以上でピッチに立っているほか、今月にはUEFAネーションズリーグ3試合に出場。14日のルーマニア戦ではハットトリックを達成していた。
『京畿日報』の報道によると、ムゴシャにはJリーグクラブから年俸180万ドル(約2億5000万円)によるオファーが届いたとのこと。これに対して仁川ユナイテッドは年俸150万ドル(約2億円)と韓国国内最高額に近い好待遇での引き留めを図ったものの、選手サイドは移籍を決断したという。
また、『朝鮮日報』はムゴシャに高額年俸のオファーを提示したクラブがヴィッセル神戸であると報道。ヴィッセル神戸はJ1リーグ17試合終了時点で最下位に沈んでおり、15ゴールと得点力不足を露呈。今夏の移籍ウィンドウでは攻撃陣の補強が優先課題となっていた。
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