KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)は、以前から今夏移籍が噂されている。その中、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が同選手の今後の予定を伝えた。
伊東純也は2021/22シーズンのジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)でほぼ全試合で先発出場し、8ゴール15アシストをマーク。現地での評価をさらに高めると、今年4月にはブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンやボルシア・メンヒェングラートバッハからの関心が伝えられていた。
一方、KRCヘンクはリーグ優勝を目標に掲げてシーズンに臨んだものの、8位で終了。シーズン終了後にベルント・シュトルク監督を解任すると、ベルギー国内メディアは大幅なメンバーの入れ替えを予想している。
またベルギーメディア『VOETBAL』は先月末、ナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ(28)ら複数選手の退団がほぼ確実と報道。一方で伊東純也に関しては「イトウは29歳という年齢でさらなるステップアップの最後のチャンスが到来している。ヘンクが高額な移籍金を手にすることができるのも、これが最後となる。彼は良いオファーが届いた場合、残留するかどうかは未知数である」と見解を示していた。
『Het Belang van Limburg』が伝えたところによると、KRCヘンクは今月21日から2022/23シーズン開幕にむけてのプレシーズントレーニングを開始。21選手が初日のトレーニングに参加しているが、伊東純也は来月はじめにチームへ再合流する予定となっているようだ。
なお、今月21日時点で伊東純也に対する他クラブからのオファーは報じられていない。依然として去就不透明とみられる中、同選手はKRCヘンクでプレシーズンを過ごすことになりそうだ。
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