
鹿島アントラーズ所属のMFディエゴ・ピトゥカ(29)、柏レイソル所属のMFドッジ(26)、川崎フロンターレ所属のFWレアンドロ・ダミアン(32)らが、母国メディアから酷評されている。
英メディア『90min』ブラジル版は18日、「カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAを去り、忘れ去られた7選手」と題した特集記事を掲載。ピトゥカ、ドッジ、ダミアンが名を連ねた。
ピトゥカについて「ピトゥカは、2020年にコパ・リベルタドーレス出場を決めたサントスの心臓部と考えられていた。しかし、コパ・リベルタドーレス決勝でパルメイラスに敗れる前、彼は鹿島アントラーズと合意していた。このピトゥカ退団には、ルエダ会長を含むほぼすべての関係者が後悔した」と鹿島アントラーズ移籍前の出来事に言及している。
ドッジについては「オファー、逆オファー、会談、交渉難航、放出…ドッジとフルミネンセは、契約更新のためドラマの主演だったが、結局決着はつかなかった。彼はブラジルで楽しい時間を過ごしたが、アジアのサッカー界に向かうことを決意。柏レイソルでプレーしているが、すでに忘れ去られている。彼にはまだ、より高い次元を目指す時間が残されている」と説明。フルミネンセとの契約更新が破談に終わった過去にふれた上で、ステップアップ移籍が可能という見方を示している。
そしてダミアンには「サントスのファンは、ダミアンに良い思い出を持っていない。ネイマールの代役として雇われたダミアンは、サントスでレギュラーに定着することはなく、レンタル移籍を繰り返した。彼は2019年から川崎フロンターレでプレーしている」と、SCインテルナシオナルからサントスに完全移籍した2014年から川崎フロンターレ移籍前までの不振ぶりに触れている。
なお、『90min』はJリーガー3名のほかに、昨年清水エスパルス移籍が噂されたパラグアイ代表MFロベルト・ピリス・ダ・モッタ(27)、サウジアラビア1部所属のFWクライソン(27)、サウジアラビア1部アル・イテハド所属の元ブラジル代表GKマルセロ・グロエ(35)、サウジアラビア1部アル・ハズム所属のMFアリソン(29)が選ばれている。
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