かつて鹿島アントラーズでプレーしていたブラジル人FWカイオ(28)は、UAE1部シャールジャFCに残留することがほぼ確実となったようだ。18日、UAE紙『Al Roeya』が伝えている。
カイオは2014年から3シーズンにわたり鹿島アントラーズでプレーした後、UAE1部アル・アインやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカに在籍。2020年1月にベンフィカからシャールジャFCへレンタル移籍していた。
またレンタル期間満了間近の昨年6月にベンフィカで構想外となると、鹿島アントラーズをはじめJリーグ複数クラブからの関心が伝えられていた。しかし、シャールジャFCはカイオの完全獲得に成功。同選手と2024年6月までの3年契約を結んだと公式発表している。
そんなカイオは2021/22シーズンのUAE国内リーグ戦で全26試合中18試合に先発出場。14ゴール7アシストをあげるなど、主力選手として活躍していた。
その中『Al Roeya』は「カイオは、2021/22シーズンにシャールジャFCの外国人選手の中で最も際立った存在であり続けた」とし、今夏残留が既定路線であると報道。2022/23シーズンに好結果を残した場合には、契約更新を行う可能性があると伝えている。
なお、シャールジャFCは2021/22シーズンの国内リーグ戦で17勝4分5敗。勝ち点55を獲得したものの、首位アル・アインから10ポイント差の2位に終わった。ただ、UAE国内カップ戦では決勝まで進出。決勝戦は来季中に行われる予定となっており、タイトル獲得の可能性を残している状況だ。
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