日本代表FW南野拓実(27)はリバプール退団が濃厚である中、リーグアン(フランス1部)のASモナコ移籍を決断したようだ。18日、英紙『ミラー』が伝えている。
南野拓実は今年1月にリーズ・ユナイテッドやモナコからのオファーが報じられる中、リバプールに残留。しかし、リバプールで出場機会が限られたことから今夏退団が噂されると、リーズ・ユナイテッド、サウサンプトン、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ、フルハム、モナコ、インテル、ローマなど多くのクラブからの関心が伝えられている。
また、欧州サッカーの移籍市場に精通しているイタリア人ジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏は今月13日、同選手の去就について「ミナミノはこの夏にリバプールを離れるが、計画は変更されていない。完全移籍の可能性を探るために3クラブが交渉を開始した。ミナミノは間もなく決断を下す」とツイート。移籍金額を「およそ1700万ユーロ(約23億7000万円)」と予想していた。
その中『ミラー』は「ミナミノ、移籍先クラブを決定」を見出しをうち、「リバプールのフォワードはモナコへの移籍を決めたと言われている。リバプールは売却益として1700万ポンド(約28億1000万円)を見込んでいる」と伝えている。
記事内では「ミナミノがいなければ、リバプールが2021/22シーズンにリーグカップとFAカップを制覇したとは到底思えない。リバプールがイングランドのカップ戦で決勝まで勝ち進む上で、この日本代表選手の重要性は高かった」と南野拓実の貢献度を紹介。
そして同選手がモナコ、オリンピック・リヨン、アタランタ、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ、フラムから届いたオファーを検討し、モナコを選択したことを伝えている。
南野拓実は今季のプレミアリーグでわずか1試合の先発出場に終わった一方、主にFAカップやカラバオカップ(EFLカップ)でプレーし、2冠達成に貢献。今季の通算出場時間1000分に対して10ゴールと、限られた出番の中で結果を残したこともあり、周囲からの評価は高まっていた。同選手の去就について今まで様々な噂が飛び交っていたが、新天地決定に近づいている。
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