ブラジル4部所属FWにJリーグからオファー？1年間無所属も今季24得点

　ブラジル4部フルミネンセEC所属のブラジル人FWマリオ・セルジオ（26）には、Jリーグクラブからオファーが届いているようだ。14日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。

　身長181cmで左利きのマリオ・セルジオは、ECバイーアやクルーベ・ド・レモなどブラジル国内の複数クラブに在籍。昨年1月から1年間にわたる無所属期間をへてフルミネンセECに加入すると、今季はここまで公式戦全28試合で先発出場し、24ゴールをマーク。カンピオナート・ピアウイエンセ（ピアウイ州選手権）では全11試合出場で12ゴールと、タイトル獲得に大きく貢献している。

　そんなマリオ・セルジオにはブラジル国内の他クラブや日本、タイ、韓国のクラブからオファーが届いているとのこと。ただ、現在は韓国国内クラブとの交渉を進めており、早ければ今週末にも合意に達する可能性があるようだ。

　また、同選手とフルミネンセECの現行契約ではカンピオナート・ピアウイエンセ終了の今年3月までチームにとどまることが最低条件だった模様。カンピオナート・ピアウイエンセ終了後に他クラブとの交渉が可能という内容になっているが、契約解除金は設定されていないという。

　そしてフルミネンセECの会長も「彼は残留を望んでいた。だが、彼はブラジル国外からオファーが届いている。海外移籍となると、シーズンのなかばにしか実現しない。彼の代理人が我々に（オファーの内容を）話してくれた」とコメント。マリオ・セルジオに海外クラブからオファーが届いたことを認めた。

　1年間の無所属によるブランクを感じさせないほどの結果を残しているマリオ・セルジオ。韓国移籍間近とみられるが、どのJリーグクラブがオファーを提示したのか気になるところだ。