明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノス下部組織出身であり、日本大学サッカー部所属のU19日本代表GK木村凌也(19)が、第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)の大会ベストイレブンに選出された。
身長187cmをほこる木村凌也は、今年4月にU19日本代表のトレーニングキャンプに招集されると、第48回モーリスレベロトーナメントのメンバーに選出。グループステージ第1節のアルジェリア戦で無失点に抑えて勝利に貢献すると、第2節・コモロ戦でも120分間ゴールを許さずPK戦に持ち込んでいた。U19日本代表は第3節・コロンビア戦で0-2と敗戦。5位決定戦・アルゼンチン戦でも2-3で敗れて6位に終わったが、その中でも同選手の活躍が目立っていた。
その第48回モーリスレベロトーナメントは今月13日に決勝戦が行われ、U20フランス代表がU23ベネズエラ代表を2-1で下して優勝している。全日程終了をうけて、大会公式サイトではベストイレブンが発表。優勝したU20フランス代表から6名が名を連ねる中、U19日本代表では木村凌也のみが選出。
同選手について主催者側は「この日本人ゴールキーパーは、アルジェリア戦とコモロ戦の2試合で16セーブをマーク。グループステージで頭角を現した。今月19歳になったばかりのこの男には、明るい未来が待っているようだ」と評している。
なお、木村凌也は2019年から年代別日本代表に選出されているほか、昨年には横浜F・マリノスで2種登録選手に。Jリーグ公式戦での出場機会はなく、今年4月に関東大学2部リーグ所属の日本大学サッカー部に入部している。
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