明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元U20ブラジル代表FWリンコン(21)が、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)に対する思いを明かした。
イニエスタはバルセロナでラ・リーガやUEFAチャンピオンズリーグなど数多くのタイトルを獲得。2018年5月にヴィッセル神戸へ加入すると、2019シーズンの天皇杯優勝に大きく貢献。今季もキャプテンとしてチームをけん引している。
欧州最高峰の舞台で成功を収めてきたイニエスタに対しては、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)をはじめ多くの選手が敬意を払っている。ボージャンは今年2月、スペイン紙『アス』のインタビューで「37歳のアンドレスは18歳の選手よりも自分の身体を大切にしている。37歳でもまだモチベーションと野心を見せているのは彼の功績だ。毎日彼の姿を見ていると、とても刺激になるよ」と同選手の凄みを語っていた。
その中、リンコンは今月はじめにブラジルメディア『iG Esporte』のインタビューに対応。イニエスタとともに過ごしていることについて「若い選手にとって、サッカー界のアイドルと一緒にプレーしてピッチで過ごすのは、つねに特別なことだね。イニエスタは、僕にとって励みになる存在だよ。彼と話すときはいつもたくさんヒントをもらっているし、それを実践するように頑張っているよ」とコメント。イニエスタとの共闘が大きな財産になっていることを明かした。
なお、リンコンは昨年1月にブラジル1部のCRフラメンゴからヴィッセル神戸へ完全移籍。来日1年目の昨季は左ハムストリング肉離れによる戦線離脱もあり、リーグ戦13試合の出場で1ゴールという結果に終わっていた。今年4月以降はリーグ戦でスタメン出場がないだけに、イニエスタのアドバイスを参考にしながら巻き返しを図る。
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