リバプール所属の日本代表FW南野拓実（27）は、スポーツの定額制動画配信サービス『DAZN』の番組で内田篤人氏（34）と対談。リバプールが明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するMF荒木遼太郎（20）に関心を寄せていることを明かした。
南野拓実は現地リバプールで内田篤人氏の取材に応じた際、日本人の若手選手が海外挑戦することについて議論。内田篤人氏から「（今Jリーグにいる）若い選手知ってる？（清水エスパルス所属の）鈴木唯人とか？」と聞かれると、「一緒にはやっていないですけど、もちろん知っています」と答える。
そして内田篤人氏の後輩にも当たる荒木遼太郎に話題が及ぶと、南野拓実は「リバプールのスカウトの人が『めっちゃ良い選手いるよ』と言っていて、『誰？』と聞いたら『アラキ』って（答えていました）」とコメント。すでにリバプールの補強リストに荒木遼太郎の名前が含まれていることを明かしたのだ。
荒木遼太郎は2020年に東福岡高校から鹿島アントラーズへ加入。高卒1年目の2020シーズンにいきなりJ1リーグで26試合に出場すると、昨季はほぼ全試合で先発出場して10ゴール7アシストをマーク。1994年の城彰二（ジェフユナイテッド市原）以来、史上2人目となる10代でのJ1リーグ2桁得点という偉業を成し遂げると、シーズン終了後にはセルティック移籍の可能性が取りざたされいた。
しかし、今季はレネ・ヴァイラー監督の就任もあり出場機会が激減。リーグ戦では3月19日の第5節・湘南ベルマーレ戦を最後にスタメンに抜てきされていなかった。また、4月23日のYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節・大分トリニータ戦でプレーした際に腰痛と臀部痛を発症。先月26日に手術を行い、復帰まで3カ月を要する見込みとなっている。
なお、リバプールは今季プレミアリーグでマンチェスター・シティとの優勝争いを繰り広げたものの、2位で終了。UEFAチャンピオンズリーグでは決勝でレアル・マドリードに敗れて準優勝に終わっているが、FAカップとカラバオ・カップ（EFLカップ）でタイトルを獲得している。
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