明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、以前から古巣復帰が噂されている。その中、代理人が同選手の去就について語った。28日、ブラジルメディア『Revista Colorada』が伝えている。
ダミアンは2018年12月にブラジル1部のサントスから川崎フロンターレへ完全移籍。主力選手としてJ1リーグ優勝に貢献すると、昨年にはUAEや米国・メジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられていた。
また、ブラジル1部のSCインテルナシオナル復帰も噂されたが、昨年12月に川崎フロンターレとの契約期間を2023年1月まで延長。今季はここまでJ1リーグ16試合中13試合に出場して3ゴールと、持ち前の決定力がやや影を潜めている。
そんなダミアンの去就については、ブラジルメディア『Portal do Colorado』が今月中旬に「SCインテルナシオナルは、レアンドロ・ダミアン復帰の可能性を相談した」と報道。SCインテルナシオナルが今夏の移籍ウィンドウでセンターフォワードの補強を優先事項に掲げる中、ダミアンを含む複数選手への関心を伝えていた。
しかし『Revista Colorada』の報道によると、同選手の代理人はSCインテルナシオナル復帰の可能性について「今のところ(SCインテルナシオナルからの需要は)何もない。ただ川崎フロンターレで契約更新を行っただけだ」と語っていたとのこと。J1リーグ2022シーズン途中での古巣復帰の可能性を否定している。
選手サイドの意向については、ブラジル国内の一部メディアは今年3月の時点で「現時点では、彼のプランにブラジルでのプレーは含まれておらず、川崎フロンターレでプレーを続けるはずだ。日本での契約が終了した時に初めて考え始めるだろう」と報じている。
ブラジル国内では再びダミアン復帰の噂が飛び交っているが、選手本人は引き続き川崎フロンターレでのプレーに集中しているかもしれない。
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