CDサンタ・クララ所属の日本代表MF守田英正(26)は、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の強豪スポルティングCP移籍に近づいている。その中、ポルトガル紙『O JOGO』が5日、同選手の現状やスポルティングCP移籍後の年俸について報じた。
守田英正については、3月はじめにスポルティングCPが同選手獲得にむけてCDサンタ・クララとの交渉を進めているとポルトガル紙『O JOGO』が報道。すると、先月下旬にはCDサンタ・クララとVfBシュツットガルトとの交渉開始が伝えられていた。
また、CDサンタ・クララのリカルド ・ パチェコ会長と幹部の間で守田英正の今後について意見の食い違いがあると報じられていた。しかし、パチェコ会長は先月27日開催の総会後に「交渉は良い方向に進んでいると思う」とコメントを残すと、スポルティングCPと「移籍金350万ユーロ(約4億7000万円)+ボーナス100万ユーロ(約1億3000万円)」という条件で合意に達したとポルトガル国内の複数メディアが伝えていた。
『O JOGO』は守田英正の現状について「モリタはスポルティングCPのことが頭から離れない状況だ。今はよりリラックスしており、契約成立が近づいていると感じている」と説明している。
つづけて「彼はただ成長したかっただけだ。スポルティングCPへ移籍するために、1シーズンあたり20万ユーロ(約2700万円)を諦めた」と同選手が減俸を受け入れてまでステップアップ移籍を望んでいたことも併せて報じている。
なお、スポルティングCPは守田英正と4年契約を結ぶほか、1年間の契約延長オプションを盛り込む見込みと伝えられている。
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