
明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎とユベントスのユニフォームデザインが似ていることは、日本国内のみならず海外でも話題を呼んでいる。その中、韓国メディアがユベントスに疑惑の目を向けているようだ。
ユベントスとキットサプライヤーの『adidas』は今月中旬に4thユニフォームを発表。ブラジル人エドゥアルド・コブラ氏がデザインを手がけたユニフォームは四角形やひし形を配し、青やオレンジを基調としたものになっており、今月16日のセリエA第33節・ボローニャ戦でお披露目されている。
ただイタリアメディア『NSS SPORTS』など欧州の複数メディアは、ユベントスの4thユニフォームがV・ファーレン長崎の2019シーズンユニフォームに似ていることを指摘。V・ファーレン長崎のユニフォームはひし形のみを配しているものの、青色や水色、オレンジ色が使われている。また、この両クラブのユニフォームの比較で『NSS SPORTS』は「実に不思議な偶然だ」と懐疑的な見方を示していた。
韓国メディア『マイデーリー』は27日に「コピーではないか?ユベントスが日本のユニフォームを盗作した」という見出しのもと、両クラブのユニフォームの酷似を紹介。「どちらのユニフォームも背景の青色や水色が入っており、オレンジのポイントが加えられている。共通するのはひし形パターンがメインで使われていることだ。強いて違いを挙げるなら、ユベントスのひし形はV・ファーレン長崎のものよりも若干大きめであることだ」と類似点を説明している。
そして 「よりチームのアイデンティティにマッチしているのは長崎である。長崎は青とオレンジをメインカラーにしたチームだ。そのため、ユニフォームには繰り返しひし形が加えられていたが、今シーズンは縦縞があしらわれている」
「一方、ユベントスは白と黒の縦縞をメインパターンとするチームである。しかも盗作と非難されたこのユニフォームは、サードユニフォームではなく、フォースユニフォームだ。ユベントスがこのユニフォームを着用したのは、ボローニャ戦の1試合のみであり、残りの試合では既存のユニフォームを着用している」とユベントスの4thユニフォーム製作に対する不信感を主張している。
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