かつてユベントスやイタリア代表で活躍していたGKジャンルイジ・ブッフォン(44)が思わぬミスを犯して話題を呼んでいるようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』イタリア版が伝えている。
同選手は昨季終了後にユベントスと契約更新を行わずに退団すると、20年ぶりにパルマへ復帰。40代なかばにもかかわらず、パルマ復帰1年目の今季はここまでリーグ戦36試合中25試合で先発出場。大半の試合でキャプテンマークを巻いていたものの、今年3月以降はしばらくベンチ外となっていた。
そんなブッフォンは今月25日開催のセリエB第36節・ペルージャ戦で8試合ぶりに先発出場。しかし、前半キックオフからわずか5分後に失点すると、その2分後に全盛期では考えられないようなミスからゴールネットを揺らされる。
ブッフォンはペナルティエリア手前で待ち構えていると、相手選手による裏のスペースを狙ったスルーパスに反応。左足で味方選手にパスしようとしたが、これがキックミスとなりボールはゴールマウスに向かって転がる。同選手は慌ててゴール方向に向かって戻ろうとしたが、FWマルコ・オリヴィエリ(22)が無人のゴールに流し込んだのだ。
このブッフォンのミスによるゴールシーンはSNSで拡散されており、イタリア国内のみならず世界中から驚きの声が上がっているほか、「早く引退しろ!」といった批判や誹謗中傷のコメントも数多く寄せられている。
なおパルマは後半に1点を返したものの、ペルージャ相手に1-2で敗れている。セリエAやコッパ・イタリア(イタリア国内カップ戦)、FIFAワールドカップなど数多くのタイトルを獲得したブッフォンだが、年齢を重ねることによる衰えを露呈している。
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