日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選を突破。7大会連続となる本大会出場を決めている。その中アルゼンチン紙『Ole』が15日、日本代表の現状を解説するとともに注目選手をピックアップした。
日本代表はカタールW杯アジア最終予選開幕当初は苦戦を強いられていたが、昨年10月のオーストラリア戦から6連勝。先月24日に敵地で行われたオーストラリア戦ではMF三笘薫(24)の2ゴールもあり勝利。見事W杯本大会出場権を獲得しているが、グループリーグでスペイン、ドイツ、それにニュージーランドとコスタリカによるW杯プレーオフの勝者と対戦することが決定。海外では日本のグループリーグ敗退を予想する声が上がっている。
『Ole』は日本代表について「ここ数十年間にわたり成長を続けている国であり、スポーツの成績にも反映されている。日本は今こそクオリティをさらに高めて『ワールドカップのベスト16突破』というまだ克服できていない壁を破る時だと考えている」と説明しているものの、「非常に厳しいグループに入った」とグループリーグ突破も容易ではないという見解を示している。
そして日本代表のメンバー構成を「ポテンシャルを秘めたチーム」と評価すると、キープレーヤーにリバプール所属のFW南野拓実(27)を指名。同選手について「母国でキャリアをスタートしたが、ベストヤングプレーヤーに選ばれた後、レッドブル・ザルツブルクに移籍。2020年にリバプールと契約するまで5年間ザルツブルクでプレーしていた」と解説している。
ただ、南野拓実は日本代表でレギュラーに定着しているものの、リバプールでは今季ここまで公式戦8試合の出場にとどまっている。また、今年3月の代表ウィーク終了後は全試合で出番がなく、地元メディアは同選手の今夏移籍が既定路線と伝えている。
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