Jリーグ 松本山雅

GK不在も強行開催で反発必至!元松本ゴ・ドンミンらコロナ陽性で韓国クラブ窮地…

韓国の国旗 写真:Getty Images

 Kリーグ2(韓国2部)の慶南FCは、松本山雅からレンタル加入中のGKゴ・ドンミン(23)ら複数選手を新型コロナウイルス陽性により欠いているが、今月16日のリーグ戦をゴールキーパー不在で戦うことになったようだ。15日、韓国メディア『Inter Football』が伝えている。

 慶南FCは今季ここまでリーグ戦9試合を終えて2勝2分5敗とやや苦戦を強いられている。その中、今月16日にKリーグ2第10節・富川FC戦を控えているが、ゴ・ドンミンを含むゴールキーパー3選手が新型コロナウイルス陽性により隔離中であるほか、GKキム・ミンジュン(22)も負傷離脱中とのこと。フィールドプレーヤーでも複数名が新型コロナウイルス陽性により離脱を余儀なくされる中、富川FC戦で起用可能なゴールキーパーがゼロという緊急事態に陥っていた。

 しかし、リーグ側は慶南FCからの富川FC戦延期の要請を却下。通常開催が正式決定したことにより、フィールドプレーヤーの選手がゴールマウスを守ることが確実であるようだ。

 Kリーグは17選手以上が起用可能な場合は原則として通常開催する方針を打ち出している。また今回の要請については、コロナ関連規定においてゴールキーパーの負傷を理由に例外を適用することを認めなかったという。

 なお、韓国サッカー界では元日本代表MF天野純(30)らを擁する蔚山現代が10選手以上の新型コロナウイルス陽性者を抱えたことにより、先月20日開催のKリーグ1第6節・浦項スティーラーズ戦が1週間延期されている。