カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴに所属するブラジル人MFヴィチーニョ(28)に、横浜F・マリノスをはじめ明治安田生命J1リーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。15日、ブラジルメディア『Torcedores』が報じている。
身長180cmで右利きの同選手は、ボタフォゴFRやSCインテルナシオナル、ロシア1部のCSKAモスクワでプレー。2018年6月にCSKAモスクワからCRフラメンゴへ完全移籍すると、2019年から2シーズンつづけてリーグタイトルを獲得している。
また、昨季は前線の複数ポジションで起用される中、リーグ戦31試合の出場で4ゴール8アシストをマーク。今季はカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州サッカー選手権)で全15試合中8試合に出場していたが、今月10日開催のリーグ開幕戦ではベンチ外となっている。
そんなヴィチーニョの去就について、『Torcedores』は「ヴィチーニョはクラブと今年12月まで契約を結んでいるが、両者は契約延長で合意に達していない。すでに海外移籍の憶測が駆け巡っており、クラブ幹部はオファーに耳を傾け始めている」と報道。
ヴィチーニョ獲得に興味を示しているクラブとして川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、京都サンガをあげているほか、「サウジアラビア、カタール、UAEのクラブからもオファーが届いた」と伝えている。一方で同選手の代理人はブラジル国内メディアの取材に対して、他クラブとの本格的な交渉はないという主旨のコメントを残しているようだ。
なお『Torcedores』の報道によると、ヴィチーニョは現在CRフラメンゴで年俸110万レアル(約3000万円)を受け取っているとのこと。クラブ内で5番目の高給取りであるという。
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