Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸のACL日程に影響!中国クラブの参加辞退が正式決定

ヴィッセル神戸のサポーター 写真:Getty Images

 アジアサッカー連盟(AFC)は11日午後、グループステージでヴィッセル神戸と同組である上海海港(中国スーパーリーグ)の参加辞退を公式発表した。

 上海海港は東地区グループJで傑志(香港)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)、ACLプレーオフを勝ち上がってきたヴィッセル神戸と対戦することがすでに決定。今月16日から来月1日にわたりタイ国内でグループステージ6試合を戦う予定となっていた。

 しかし、上海で新型コロナウイルス感染が拡大していることをうけて上海海港にACL参加辞退の可能性があると中国メディア『捜狐』が今月7日に報道。上海海港は2月下旬から今シーズン開幕にむけて準備を進めていたが、3月にチーム内でクラスターが発生。一度チーム活動を再開したものの、行政による新型コロナウイルス感染拡大対策の影響もあり、現在は自宅で各自トレーニングを行っていると伝えられていた。

 これにくわえて中国メディア『東網』は10日、「上海海港は中国当局からチャーター便運航を許可されておらず、上海での防疫体制も厳しさを増している」と伝えていたが、翌日になってACL参加辞退が正式決定した。

 AFCはグループJについて、上海海港の代替クラブを選出せず、3クラブで実施すると発表。これに伴い、ラウンド16へ進出するクラブを選定する際、東地区限定で各グループ2位クラブと4位クラブによる試合の結果を考慮しないとしている。