
ファン・ウェルメスケルケン・際(オランダ1部/ズウォレ所属)
オランダ人の父と日本人の母を持つDFファン・ウェルメスケルケン・際。ヴァンフォーレ甲府の下部組織でプレーをしていたが、高校卒業後にオランダへと渡った。ドルトレヒトのU-21に加入し、トップチームでもデビュー。
2017年8月にはオランダ2部のSCカンブール・レーワルデンに移籍し、リーグ戦38試合に出場。エールステ・ディヴィジ年間ベストイレブンに選出されている。2019年7月からはオランダ1部、PECズウォレでプレーし、2021年2月に膝を負傷したものの復帰。
現在、2試合続けてスタメン出場するなど徐々に出場時間を伸ばしており、日本代表サプライズ選出の可能性を秘めている。

原大智(ベルギー1部/シント=トロイデン所属)
U-15からFC東京で育ち、2018年にトップチームへ昇格したFW原大智。2019年には当時J3に参戦していたFC東京U-23を主戦場に31試合で19ゴールを挙げ、J3得点王に輝く。2020年にJ1で26試合に出場すると、2021年2月にクロアチア1部のNKイストラ1961へ移籍した。
その後スペイン1部のデポルティーポ・アラベスを経て、ベルギー1部のシント=トロイデンに移籍し、2021/22シーズンはリーグ戦で7得点を記録中。
日本人には珍しい191cmの大型ストライカーで、スタメンでなくとも戦術の幅を広げてくれる選手だ。

町田浩樹(ベルギー1部/ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ所属)
鹿島アントラーズの下部組織で育ち、2016年にトップチームに昇格したDF町田浩樹。1年目から出場機会を得ていたが、5月に右膝前十字靭帯損傷という全治6ヶ月の怪我を負ってしまう。それでも2019年から出場機会を増やし、2021年には完全に主力に定着した。
2022年1月にベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍。なかなか出番は訪れなかったが、第27節のシント=トロイデン戦でのフル出場を機に出番を増やしている。
190cmの高さを持つセンターバック(CB)で、屈強なFW相手にも十分に渡り合えるはずだ。

藤本寛也(ポルトガル1部/ジル・ヴィセンテ所属)
東京ヴェルディの下部組織で育ち、2018年にトップチームへと昇格したMF藤本寛也。ルーキーイヤーの開幕戦からスタメンに名を連ねると、2年半ほどでリーグ戦49試合に出場した。
2020年8月にはポルトガル1部(プリメイラ・リーガ)のジル・ヴィセンテに期限付き移籍。今2021/22シーズンは背番号10を背負い、主力として27試合にスタメン出場している。
カタールW杯でメンバーに選ばれる可能性は最も低いだろう。しかし現在リーグで5位につけるチームを引っ張る、パスセンスに優れたレフティーが日本代表のゲームメイクを担っても不思議ではない。
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