日本代表MF旗手怜央(24)が川崎フロンターレからセルティックへ移籍した後の苦悩を明かした。28日、英メディア『HITC』が伝えている。
同選手は昨年12月31日に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍により加入。1月16日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、いきなりマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。さらに先月2日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは2ゴール1アシストをあげてチームの勝利に貢献。以降セルティックの中盤でレギュラーに定着しているが、直近数試合でのパフォーマンス低下により批判を受けていた。
そんな旗手怜央は今月下旬に日本代表チームに合流。24日開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦では出番がなかっただけに、29日のベトナム戦でのプレーを期待する声が高まっている。
旗手怜央本人は初の海外挑戦で感じたことを聞かれると「日本にいた時とまわりの環境やピッチ状態、気候が違うので、慣れるまでに時間がかかりましたね。相手からマークされることも多いですし、試合数も多いので、コンディションの面でも大変です」
「良い面も悪い面も見えた2カ月間だったと思います。ペナルティエリア付近でのプレーがハードですし、攻守の切り替えやプレースピードが速い。(スコットランドのサッカーに)慣れるのが難しかったですよ」とコメント。ピッチ内外での適応で問題を抱えていたことを明かした。
なお、セルティックは来月4日にレンジャーズとのダービーマッチを控えているほか、来月17日にもスコティッシュカップ(スコットランドのカップ戦)準決勝で再びレンジャーズと対戦する。し烈なポジション争いの中でも出場機会を得ている旗手怜央には、レンジャーズ相手に再び結果を残すことが期待される。
コメントランキング