サッカー日本代表は24日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選でオーストラリア代表を2-0で下して見事W杯本大会出場を決めた。その中、DF吉田麻也(33)がW杯後に代表引退するのではという憶測がSNS上で広まっている。
吉田麻也は2010年1月のアジアカップ最終予選・イエメン戦で代表デビューすると、2011年開催のAFCアジアカップでタイトルを獲得。瞬く間に日本代表の中心選手となり、2度ワールドカップの舞台でプレーしている。また、カタールW杯アジア最終予選でもここまで9試合中7試合でキャプテンマークを巻いてフル出場。オーストラリア戦でもピッチに立つと、何度もカウンターに対処するなど無失点での勝利に大きく貢献していた。
そんな吉田麻也は試合後、メディアインタビューに対応。7大会連続となるW杯出場を決めた瞬間の心境を聞かれると、少し間を開けてから「ほっとしています。これでとりあえずもうちょっと代表でプレーできるかなと思いました」と答えている。
また、試合前の円陣で他の選手たちにかけた言葉を聞かれると「内田(篤人)さんも(中村)憲剛さんも岡田(武史)監督もアウェイでオーストラリアに勝っていないので、必ず勝ってワールドカップ出場決めようと言いました」とコメント。
そしてゲームプランについては「相手が後半落ちてくるというのは分かっていた。相手が前に出てこないといけないという状況で0-0までいったので、大きなスペースが後ろにできたので、三笘(薫)選手が点を決めてくれて良かったです」と語った。
すると、この吉田麻也の「もうちょっと代表でプレーできる」というコメントに対して日本のサッカーファンからは「吉田麻也は今回のW杯で代表引退かな…」、「ワールドカップ後に代表引退示唆?」、「2018年のワールドカップの時の長谷部誠のような雰囲気がある」という声が上がっている。
昨年10月8日に敵地で行われたサウジアラビア戦では、試合後に差別的なジェスチャーを受けたことでエキサイトしていた吉田麻也。差別根絶への覚悟を見せた日本代表キャプテンは果たしてカタールW杯終了後にどのような言葉を残すのだろうか。
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