Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜FM退団ティーラトンがオークション実施!FC東京戦着用ユニフォーム出品のワケとは…

ティーラトン・ブンマタン 写真:Getty Images

 タイ代表DFティーラトン・ブンマタン(32)が、とあるタイ人選手の手術費用捻出のために明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノス在籍時のユニフォームをオークションに出品した。

 同選手は昨年12月に横浜F・マリノスからタイ・リーグ1(タイ1部)のブリーラム・ユナイテッドへ完全移籍。古巣復帰後はここまでリーグ戦11試合中10試合で先発出場するなど、左サイドバックの主力選手としてチームの躍進を支えている。

 その中、ティーラトンは今月19日に自身のfacebookページを更新。昨年11月6日開催のJ1リーグ第35節・FC東京戦(8-0で勝利)で着用していたスペシャルユニフォームをオークションに出品すると発表している。また、オークション出品に至った背景として、タイ国内の下部カテゴリーでプレーする選手の手術を支援する目的があると説明。当該選手は今月14日バイクの運転中に交通事故に遭い、右指や肘、右足など複数箇所を負傷。手術費用が高額であることから、ティーラトンが支援の手を差し伸べている。

 また、今回のオークションにおける最低落札価格は5555バーツ(約2万円)に設定されており、現地時間の今月21日18時に締め切るという。

 横浜F・マリノスを退団した今でもサポーターから絶大な支持を得ているティーラトン。母国でも活躍する中、今回のチャリティーオークション実施でさらなる反響を呼んでいる。