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古橋亨梧が現状語った!現地での株爆上がりに英紙「ファンが聞きたいニュース」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(27)が自身のコンディションについて語ったことが現地で注目を浴びているようだ。20日、イギリスメディア『フットボール・スコットランド』や英紙『デイリーレコード』などが伝えている。

 同選手は昨年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍すると、すぐに前線の主力に定着。今季ここまで公式戦26試合の出場で16ゴールをマークしていたが、昨年末に行われたスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第20節・セント・ジョンストン戦でハムストリングを負傷。しばらく戦列を離れていたが、「レノックスタウン(セルティックのトレーニング場がある場所)でランニングやスプリントを繰り返している」という噂がSNSで流れていた。

 そして『デイリーレコード』は今月17日、セルティック所属のクロアチア代表DFヨシプ・ユラノビッチ(26)のインスタグラム投稿にひとりでボールを使ったトレーニングをしている古橋亨梧の姿が映りこんでいたことを報じている。

 一方、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は18日の記者会見において古橋亨梧のコンディションを聞かれると「彼は怪我をしている。決して誘拐されたわけではないんだ! 毎日ここ(トレーニング場)に来ているし、復帰に向けて努力しているんだ」とコメント。同選手の復帰時期について再び具体的な言及を避けていた。

 その中、古橋亨梧本人は日本メディアの取材に応じた際、「昨年12月に負傷して以来、欠場していましたけど、今はとても良いコンディションですぐにでも復帰できそうな感じです。サポーターの皆さんからたくさんのメッセージをいただいてうれしいです。1日でも、1試合でも早くピッチに戻れたらと思いながら過ごしています」とコメントを残している。

 すると、『フットボール・スコットランド』は古橋亨梧のコメントを紹介するとともに「キョウゴはセルティックファンが聞きたいニュースを提供した」と報道。同選手の近況がポジティブなものであると伝えている。

 また、『デイリーレコード』は「キョウゴが復帰間近と宣言」と報じるとともに、来月4日開催のスコティッシュ・プレミアシップ第32節・レンジャーズ戦で復帰する可能性を伝えている。

 なお、古橋亨梧は今月下旬開催のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選2試合に臨む日本代表でメンバー外に。スコットランド・グラスゴーの地元紙『グラスゴータイムズ』は日本代表メンバー発表時の森保一監督の振る舞いについて「キョウゴの復帰について口を閉ざしている。彼のコンディションに関する言及がなかったため、セルティックファンは彼の出番について知る由もない」と伝えていた。

 それだけに古橋亨梧本人が母国メディアに対して自身の現状を語ったこと自体が、スコットランド内のサポーターやメディアにとっては朗報であるのかもしれない。