明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)に母国の複数クラブが関心を寄せているようだ。11日、ブラジルメディア『Portal Do Colorado』が伝えている。
ダミアンの去就を巡っては、昨年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のSCインテルナシオナル復帰が噂されたほか、UAEやメジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからのオファーが伝えられていた。しかし、本人は川崎フロンターレ残留を決断。新たに2023年1月までの1年契約を結んでいる。
しかし同選手について『Portal Do Colorado』は「川崎との契約は2022年1月までの契約だったが、2023年まで延長することに同意した。ただ彼はもう32歳なので、今年が川崎フロンターレでの最後のシーズンとなることが期待されている。日本での旅が終わった後はブラジルサッカー界に戻るものとみられ、インテルナシオナルが最も可能性の高い行き先である」と今月8日に報道。
くわえて11日には「ダミアンはブラジル国内のいくつかのクラブから求められている。アトレチコ・ミネイロは最も興味を示しているクラブのひとつだ」と伝えている。
ただ、ダミアン本人の考えについては「現時点では、彼のプランにブラジルでのプレーは含まれておらず、川崎フロンターレでプレーを続けるはずだ。日本での契約が終了した時に初めて考え始めるだろう」と伝えている。
なお、ダミアンは2018年12月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスから川崎フロンターレへ完全移籍。Jリーグ挑戦1年目の2019シーズンはFW小林悠(34)らとし烈なポジション争いを演じる中、公式戦31試合に出場し11ゴールをマーク。2020シーズンはリーグ戦全試合に出場すると、昨季は副キャプテンを任せられる中J1リーグで28試合に先発出場して23ゴールをマーク。J1連覇に大きく貢献するとともに、J1得点王のタイトルも獲得している。
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