J3今治がオランダ人FW獲得狙う！「Jリーグからの関心は以前から」と現地報道

　明治安田生命J3リーグのFC今治は、エールステ・ディヴィジ（オランダ2部）のNACブレダに所属するオランダ人FWラルフ・セウントイェンス（32）の獲得に動いているようだ。9日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。

　身長194cmの同選手はオランダ国内の複数クラブを渡り歩き、2019年5月にVVVフェンロを契約満了により退団。およそ2カ月間にわたり無所属状態となっていたが、デ・フラーフスハップに加入。2シーズンつづけてオランダ2部で2桁ゴールをマークすると、昨年7月にNACブレダへ移籍している。そして今季はここまでリーグ戦29試合中25試合で先発出場。1トップやトップ下で起用される中、11ゴール9アシストと結果を残している。

　『VOETBAL』はNACブレダと2023年6月まで契約を残すセウントイェンスの去就について「FC今治が獲得に動いている可能性が高い。FC今治は昨年末にもセウントイェンスに関心を寄せていた。それに日本からの関心は以前からあった」と報じている。

　その上で「セウントイェンスの去就は、一刻も早い獲得を望んでいる日本のクラブが移籍金でNACブレダと合意に達するかどうかに左右される」と報道。現時点ではクラブ間合意に達していないことを明らかにしている。

　なお、FC今治は昨季終了後にオーストラリア人FWモハメド・アダム（21）、韓国人MFパク・スビン（22）、ブラジル人FWマルコス・ヴィニシウス ・インディオ（24）と外国籍選手3名の獲得を決めている。今月12日から明治安田生命J3リーグが開幕する中、果たしてオランダ2部で実績十分なアタッカーを獲得することはできるのだろか。