明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山の新加入選手である元U23オーストラリア代表MFステファン・ムーク(26)が、今月7日にも来日するようだ。
ムークは今月2日にインスタグラムのストーリー機能でオーストラリアのアデレード空港を出発する様子をアップ。「Cya Adelaide(バイバイ、アデレード)」とコメントを残していたが、これに対して一部サポーターからはシドニーを経由して日本へ向かう可能性を指摘する声が上がっていた。
すると、6日夜に同選手の妻がインスタグラムを更新。出発ゲートに向かう夫の姿とともに「また数週間後!安全な空の旅を」と投稿。さらに飛行機や日本国旗の絵文字を添えている。そしてムーク本人も6日深夜にインスタグラムで機内にいることを報告。「soon」という言葉と日本国旗の絵文字を残していることから、日本行きの国際線に搭乗したものとみられる。
なお、ムークはエールディビジ(オランダ1部)のNECナイメヘンやAリーグのメルボルン・シティ、ブリズベン・ロアーをへて、2020年1月にAリーグ(オーストラリア1部)のアデレード・ユナイテッドへ復帰。復帰1年目の2020/21シーズンはキャプテンを務める中、リーグ戦26試合中23試合で先発出場。そして今季もここまで14試合中13試合でキャプテンマークを巻きながらスタメン出場しており、トップ下やインサイドハーフでプレーしていた。
その中、今年1月中旬にAリーグの公式ポッドキャストのインタビューに応じた際、Jリーグ挑戦に近づいていることについて「これまでのキャリアの中で最も幸せな瞬間だ。本当にタフな決断だった。数日間で決まったことではなく、長い間待ち望んでいたことなんだ」とコメント。オーストラリアメディア『FTBL』も1月5日の時点でファジアーノ岡山移籍が確実と報じていたが、ファジアーノ岡山は先月22日になって同選手の獲得を公式発表している。
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