山本理仁(J2・東京ヴェルディ)
昨年は出場機会を減らした時期もあったが、今季はここまで順調なシーズンを過ごしている山本理仁。開幕節のV・ファーレン長崎戦、第2節の栃木SC戦ともにスタメン出場し、好調なチームに大きく貢献している。
この世代屈指のゲームメーカーであり、栃木戦では90%を超えるパス成功率を記録。若手選手らしからぬ安定感を身に付けつつある。
田中聡(J1・湘南ベルマーレ)
二種登録だった2020年から17試合に出場し、プロ1年目の昨年は完全に主力として36試合に出場した田中聡。今季からはクラブの要望によって背番号を7に変更し、プロ2年目にして湘南ベルマーレを代表する選手となっている。開幕節の柏レイソル戦では途中出場だったが、第2節のサガン鳥栖戦でスタメンフル出場し、約12.4kmという素晴らしい総走行距離を記録した。
ボールを回収しキープする能力に優れており、アンカーかボランチとして、将来のフル代表に定着する可能性十分だ。
鈴木唯人(J1・清水エスパルス)
今回のU-21日本代表候補メンバーで最も観客をわかせることができる選手であろう鈴木唯人。スピード、ワンタッチの巧みさ、ゴール前での落ち着きとゴールを奪えるドリブラーとしてのスキルを兼ね備えている。今季は開幕から好調を維持しており、開幕節の北海道コンサドーレ札幌戦、第2節のジュビロ磐田戦と立て続けにゴールを記録。
すでに昨年の得点数に並んでおり、キャリアハイの数字を残すことはほぼ間違いない。すでに海外移籍の噂が出てきているほど、大きな注目を集めている。
細谷真大(J1・柏レイソル)
J1リーグで唯一開幕から2連勝を飾っている柏レイソルにおいて、細谷真大は影のキーマンとなっている選手だ。第2節の横浜F・マリノス戦ではチームトップの約11.6kmを走り、スプリント回数では両チームで断トツの38回を記録した。前線から守備が報われ、24分には相手のパスミスから同点ゴールを決めている。
攻撃面だけでなく、前線からパスコースを制限することによって全体が連動して動き、守備を安定させることに繋がっている。
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