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アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(25)は5日、ブンデスリーガ第25節・ヘルタ・ベルリン戦でアシストをマークしている。そんな鎌田大地には試合前、オリバー・グラスナー監督が確かな手応えを感じていたようだ。4日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
鎌田大地は昨夏移籍が噂されたこともあり、今季序盤に低調なパフォーマンスを露呈。しかし、昨年10月から復調気配を見せると10月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第3節・オリンピアコス戦から1月21日のブンデスリーガ第20節・ビーレフェルト戦まで全試合で先発出場。しかし、先月に再びパフォーマンスが低下するとリーグ戦2試合つづけてベンチスタートに。現地メディアからは同選手に対して厳しい意見が飛んでいた。
それでもグラスナー監督はヘルタ・ベルリン戦前日の記者会見で鎌田大地の復活を予告。指揮官は「大地はとても献身的だ。ゴールを決められなかったとしても、彼はゴールに向かうためのクオリティを示している」と語るなど、同選手に対する信頼が揺るぎないものであることを強調していた。
すると、ヘルタ・ベルリン戦で先発出場した鎌田大地は17分に自らのボール奪取から先制ゴールをお膳立て。さらに3-1で迎えた63分には自陣からドリブルでロングカウンターを仕掛け、ペナルティエリア手前でコロンビア代表FWラファエル・ボレ(26)にパスを供給。ボレが相手DFを交わして右足のシュートからゴールマウス左隅を揺らした。
フランクフルトはヘルタ・ベルリン相手に4-1と勝利し、暫定で10位に浮上。鎌田大地もフル出場で本来のパフォーマンスを発揮し、見事指揮官の期待に応えている。
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