日本代表MF三笘薫(24)やDF町田浩樹(24)を擁するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは5日にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第30節・KVコルトレイク戦を控える中、シント=トロイデンVV(STVV)につづく快挙を成し遂げた。4日、ベルギーメディア『WALFOOT』が伝えている。
ユニオン・サン=ジロワーズは昨季、ベルギー2部で2位・セラン・ユナイテッドに18ポイントをつけて優勝し、ジュピラー・プロ・リーグへ昇格。昨季終了後に三笘薫など複数の新戦力を獲得すると、1972/73シーズン以来となった1部の舞台で序盤から順調に勝ち点を積み重ねて首位を独走。レギュラーシーズン残り5試合となる中、2位のクラブ・ブルッヘに7ポイント差をつけている。
その中、今月4日にジュピラー・プロ・リーグ第30節・STVV対メヘレンが開催。STVV所属の元日本代表MF香川真司(32)が後半からピッチに立ったほか、FW原大智(22)がアシストをマーク。試合は1-1の引き分けで終了している。
『WALFOOT』の報道によると、現在リーグ6位のメヘレンがSTVV戦で引き分けに終わったことにより、ユニオン・サン=ジロワーズのトップ4入りが確定したとのこと。ジュピラー・プロ・リーグではレギュラーシーズン終了後、上位4クラブがホームアンドアウェイ方式の6試合総当たり方式によるファイナルラウンドを戦うことになっている。
また、『WALFOOT』はSTVVが2008/09シーズンにベルギー国内リーグ史上初めて昇格1年目でのファイナルラウンド進出を果たしたことも紹介。今季のユニオン・サン=ジロワーズを当時のSTVVを彷彿とさせるクラブであると称えている。
なお、ジュピラー・プロ・リーグの上位争いではユニオン・サン=ジロワーズが頭ひとつ抜け出す中、今月4日時点で3位のロイヤル・アントワープから7位のシャルルロワSCまでが7ポイント差以内でひしめき合っている。
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