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「DAZN for docomo」駆け込み契約で料金据え置き!4月の値上げ発表も…

DAZNの新規契約ブース 写真:Getty Images

 明治安田生命Jリーグや海外サッカー、プロ野球などスポーツの定額制動画配信サービスを手がける『DAZN』は、今月22日(火)から月額料金の値上げを実施する。その中、『株式会社NTTドコモ』も今月21日に「DAZN for docomo」の料金改定を公式発表した。

 DAZNは先月25日、今年2月22日から月額料金を1925円から3000円(税込み)に値上げすることを公式発表。1カ月の無料体験の終了もあわせて発表するなど、これまでの低価格戦略から舵を切っている。また、KDDI経由で契約しているユーザーに対しては、メールで料金改定を通知していた。

 その中、NTTドコモは今年4月18日(月)以降に「DAZN for docomo」を新規申し込みする場合に、標準価格である3000円になると発表。ただ、4月17日(日)までの新規申し込みや既存契約のユーザーに関しては引き続き1925円で利用できる。また、初回申し込みから月額料金が31日間無料となる初回無料特典の終了、「dTV」や「ひかりTV for docomo」と契約しているユーザーに対する月額220円の割引継続もあわせて発表している。

 なお、DAZNは2016年8月23日に日本国内でのスポーツ動画配信サービスを開始。2017シーズンからJリーグの試合中継を開始すると、プレミアリーグやラ・リーガなど欧州主要リーグも次々と配信。2018年になると、プロ野球のライブ配信も始めており、以降はテニスやモータースポーツ、ラグビー、アメリカンフットボールなど数多くのスポーツ中継を手がけている。

 ただ、2020/21シーズン途中に日本でのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の放送を突然打ち切っているほか、2022/23シーズンから2024/25シーズンまでのプレミアリーグ(イングランド1部)放映権を獲得できない可能性が伝えられている。