かつてFC町田ゼルビアや鹿児島ユナイテッドFCでプレーしていたFWドリアン・バブンスキー(25)が今月19日開催のハンガリー1部リーグ戦で、横浜F・マリノスや大宮アルディージャに在籍していた兄のMFダビド・バブンスキー(27)とともに先発出場。2得点でチームを勝利に導いた。
ドリアン・バブンスキーは先月17日にデブレツェニと2024年6月までの2年半契約を締結。人生で初めて兄ダビドとチームメイトになったことが現地や日本国内で話題を呼んでいた。また、今月13日開催の第20節・メゼーケヴェシュド・ジョーリSE戦で初めてバブンスキー兄弟が揃ってスタメン出場していたが、両選手ともにこの試合では結果を残せなかった。
しかし、19日の第21節・プスカシュ・アカデーミア戦でもバブンスキー兄弟ともに先発出場。すると弟ドリアンは17分、左サイドでパスを受けるとドリブルでペナルティエリア内に切り込む。そして相手DFのタイミングを外して右足を振りぬきチームに先制ゴールもたらす。そして71分にはゴール前へのパスに反応。スライディングでゴールマウスに流し込み2点目を奪うと、73分に途中交代している。この弟ドリアンの2得点によりデブレツェニは2-0で勝利。兄ダビドも61分までプレーしている。
なお、レアル・マドリードの下部組織出身であるドリアン・バブンスキーは、スペイン3部のCFフエンラブラダやスロベニア1部のNKオリンピア・リュブリャナなど複数クラブをへて、2017年8月にFC町田ゼルビアへ加入。すぐに鹿児島ユナイテッドFCへレンタル移籍となったが、鹿児島ユナイテッドFCでは出番がほとんどなく、2018年にFC町田ゼルビアに復帰。2020シーズンまでFC町田ゼルビアでプレーしていた。
また、ダビド・バブンスキーはバルセロナの下部組織やセルビア1部の強豪レッドスター・ベオグラードなどをへて、2017年1月に横浜F・マリノスへ加入。横浜F・マリノスでおよそ1年半にわたり在籍した後は、大宮アルディージャで2019年12月までプレーしていた。そして大宮アルディージャ退団後は、ルーマニア1部のボトシャニやFCヴィトルル・コンスタンツァをへて、昨年7月にハンガリー1部のデブレツェニと2023年6月までの2年契約を結んでいる。
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