明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖の下部組織出身であるFW二田理央(18)が、レンタル先のヴァッカー・インスブルックでトップチームデビューを果たした。
同選手はサガン鳥栖の下部組織で頭角を現すと、2020年に日本クラブユースサッカー選手権大会での優勝に貢献。そして昨年にトップチームの2種登録選手となり、6月23日のJ1リーグ第19節・横浜F・マリノス戦でデビュー。6月30日にはサガン鳥栖とプロ契約を結ぶと、7月には1年レンタルによりエアステリーガ(オーストリア2部)のヴァッカー・インスブルックへ加入していた。
そんな二田理央はヴァッカー・インスブルックのU23チームに帯同。海外挑戦1年目ながらも、今季は背番号「49」を身にまといながらここまでリーグ戦18試合中15試合に出場して16ゴールをあげるなど鮮烈なパフォーマンスを披露。U23チーム率いるモラス雅輝監督から高評価を受けている。
また、今月14日時点でクラブ公式サイトのトップチーム登録メンバー一覧に背番号「83」で二田理央の名前が含まれていたものの、モラス雅輝監督は同選手がトップチームに昇格していないことを明かしていた。
その中、二田理央は今月18日開催のエアステリーガ第17節・カップフェンベルグ戦で先発出場し、69分までプレー。見事トップチームでの公式戦デビューを飾っている。また、モラス雅輝監督は同選手のデビュー理由について「トップチームの様々な事情」とSNSを通じて説明している。
2024年夏のパリ五輪の日本代表入りを狙う二田理央。トップチーム昇格を果たすためにも、今後も少ないチャンスをものにしたいところだ。
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