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南野拓実にスペイン移籍の噂が!リバプールも放出に前向きか

南野拓実 写真:Getty Images

 日本代表FW南野拓実(27)は、依然としてリバプール退団の可能性が取りざたされている。その中、ラ・リーガ(スペイン)のクラブが移籍先候補に挙がっているようだ。15日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。

 同選手は2020年1月にオーストリア1部の強豪レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ完全移籍。出場機会に恵まれず、昨季後半戦はレンタル先のサウサンプトンで過ごしていたが、昨年7月にサウサンプトンでのレンタル期間を終えてリバプールに復帰していた。そして今季はプレミアリーグで2ゴール、カラバオカップ(イングランドのリーグカップ戦)で4ゴールと結果を残しているが、ここまで先発出場はわずか7試合にとどまっている。

 そんな南野拓実の去就を巡っては、今冬の移籍ウィンドウでリーズ・ユナイテッドやリーグアン(フランス1部)のASモナコなどがリバプールに対して獲得の打診を行ったものの、リバプールはオファーを却下。本人の願い通り、今シーズン後半戦もリバプールの一員として戦っているが、ポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアス(25)が加入したことにより、さらなる出場機会減少が危惧されている。

 その中、『カルチョメルカート』はリバプールと2024年6月まで契約を残す南野拓実の動向をセビージャが注視していると報道。イギリスメディア『THE BOOT ROOM』もリバプールも適切なオファーが届いた場合に同選手を売却する可能性があると主張している。

 なお、南野拓実は今月6日開催のFAカップ(イングランドのカップ戦)4回戦・カーディフ戦でもゴールをマーク。ユルゲン・クロップ監督も試合後に同選手の成長ぶりを称えていた。