アビスパ福岡元監督であるファビオ・ペッキア氏がセリエB(イタリア2部)のクレモネーゼで本来の手腕を発揮。来季のセリエA(イタリア1部)昇格を射程圏内に捉えており、古巣ユベントスに対するリベンジの機会を伺っている。
現在48歳のペッキア氏はエラス・ベローナやアビスパ福岡を率いた後、2019年7月からユベントスU23を指揮。2019/20シーズンにコッパ・イタリア・セリエC(イタリア国内カップ戦)で優勝を成し遂げたものの、クラブ幹部がアンドレア・ピルロ氏の招へいに踏み切ったため、1シーズン限りでユベントスを離れていた。
その後、同氏はしばらく無所属状態となっていたものの、今年1月7日にクレモネーゼの指揮官に就任。2020/21シーズンの後半戦で9勝6分6敗と、残留争いに巻き込まれていたチームの立て直しに成功する。そして今季は順調な滑り出しを見せると、昨年12月以降はリーグ戦8試合で7勝1敗と大幅な勝ち点の上積みで一気にセリエA昇格争いに加わっている。
そして、今月15日に行われたセリエB第22節・パルマ戦では前半からボールを握られる中、20分にFWハイメ・バエス(26)のゴールで先制する。その後も60分までに2点を加えると、失点こそ許したもののパルマの反撃を振り切り3-1で勝利。前節終了時点ではレッチェやピサと勝ち点41で並んでいたものの、パルマ戦での勝利により単独首位に立っている。
ペッキア氏はアビスパ福岡監督時代、当時高卒1年目だったDF三國ケネディエブス(21)をJ2リーグ開幕節・FC琉球戦でスタメンに抜てきするなど、若手選手にチャンスを与えていたものの、チームは下位に低迷。2019年6月に家庭の事情を理由にわずか半年でアビスパ福岡を離れていた。そんなペッキア氏は来季、クレモネーゼの指揮官として古巣ユベントスに一矢報いることができるのだろうか。
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